2024年6月の記事一覧

避難訓練です

2時間目に火災発生を想定した避難訓練がありました。本当は1週間前の火曜日でしたが、天候により延期になったものです。

まず、地震が発生した想定で避難です。

どの学年も静かに机の下に避難していました。物音ひとつしません。

そして次に火災発生の想定による避難です。「おかしなもち」を合言葉に避難を開始します。

(お・・おさない、か・・かけない、し・・しゃべらない、な・・なかまからはなれない、も・・もどらない、ち・・ちかづかない)

静かに並んで校庭に集まってきました。しっかり防災頭巾をかぶり、口にはハンカチ等をあてています。走り出す子は一人もいません。

担任は、クラスごとに全員いるかどうか確認をし、教頭先生に報告をします。

報告が終わり全員の避難完了となった段階で振り返りです。振り返りになっても子供たちはとても静かで、姿勢もよいです。このあと、私から話をしましたが、まずは、そのことを褒めました。本当にすごいことです。

避難訓練が終わると教室に戻りますが、上履きで避難しているため、入り口に雑巾が必要です。5,6年生の生活委員の皆さんが素早く動き、児童昇降口を含む複数ある出入口で雑巾等の準備をしてくれました。

「学校で火事が起きるということはほとんどないかもしれません。でも、もし火事が発生したら、練習なしで新開小の全員が無事に逃げることができるでしょうか。今日の避難訓練は、全員の命が助かるようにするために行っているのです。」のような話をしました。私の話を最後まで真剣に聞いていた子供たち。

いつも子供たちから幸せパワーをもらっています。

6年生 算数「分数の倍」です

本単元「分数の倍」は、基準量(もと)や比較量が整数(1,2,3・・・)だけでなく1/2や6/5のような分数の場合についても図や式などを用いて考えられることを目標としています。

タブレットを使いながらノートに考えをまとめます。

基準量(もと)をどちらにするのかで立式も意味もまるで変ってきます。この問題では、20円のあめをもとにした場合、60円のチョコレートはあめの60÷20=3 3倍になります。

しかし、60円のチョコレートをもとにした場合・・・

何倍かを求める計算は、比較量÷基準量(もと)になるので、(←「もとで割る」と教えていました)

20円のあめは20÷60=となり

小数だと割り切れず、分数で表すと1/3倍になるということになります。

今日は単元の導入でした。これから、分数の掛け算や割り算で学習したことを巧みに使い、分数の倍についても整数同様にできることを学習していきます。

1年生 算数「引き算」です

引き算も大詰め。与えられた式から自作の問題(おはなし)を作る学習でした。

問題は「7-4=3のしきになる ひきざんの おはなしを つくりましょう。」です。

問題(おはなし)を作れた子から先生のところにチェックを受けに行きます。

ノートいっぱいにマス目にあわせて文字をたくさん書けていてすごいです。

早く作れた子は二つ目の問題(おはなし)に挑戦です。

教科書には、ヒントとなる絵やイラストがいくつも書いてありますが、どの子もそれを参考にしながら一生懸命、問題(おはなし)づくりをしていました。ノートの使い方もみんな上手です。

2年生 道徳「ファーブルのお話」です

2年生のもう一クラスは、道徳の授業です。

今日の学習は、教材「虫が大すきーアンリ・ファーブルー」を使って「身近な自然に面白さや素晴らしあがあることを理解し、動植物を大切に思う心情を育てる」ことをねらいとした学習です。

ファーブルのように虫を寝そべりながら見たことがある人~という質問にたくさんの子が手を挙げています。

文章中に出てくる「どこへでもすきなところへお帰り」と言って虫を逃がしたファーブルの気持ちを考えています。

生き物の不思議さ、すばらしさ、尊さについて考え、生き物に優しい気持ちで接することができるようになったでしょうか。道徳の学習で大切なことは、授業のその後です。学んだことを生活の中で考えながら、さらに道徳性を養っていってほしいと思います。

5年生 算数「小数の倍」の学習です

小数の倍の単元もいよいよまとめになってきました。今まで学習した基準量や比較量が小数になる場合について、図や式を使って考えることを目標としています。

授業の終盤にかけてこのような問題を子供たちは考えていました。

「160円のおにぎりが120円に、200円のハンバーガーが160円にそれぞれ値引きされていました。より安くなったといえるのはどちらでしょう」

図や式を使って班ごとに考えをまとめていきます。

単純に安くなったのは両方とも40円。でも、元の値段が違うから・・・。

子供たちは元値に注目し、どのくらい安くなったのかを割合で求めていました。

(おに)120÷160=0.75

(ハン)160÷200=0.8

つまり、より安くなっているのは割合で考えると・・ 

議論しながら、正解を導いていく学習を行っていました。結果として(おに)25%引きと(ハン)20%引きということが結論ですね!割合はなかなか難しいところですが、日常生活でも大切な考え方です。実際のお買い物でも役に立てられるといいですね!