4年生 アイマスク体験をしました

4年生の総合的な学習の時間では、福祉教育を行っています。福祉教育の一番のポイントは相手意識をもつというところだと思います。今日は、前回の車いす体験に続き、新座市社会福祉協議会の皆様による特別授業を受けました。4年生3クラスを多目的室と体育館に分けて学習を展開します。

多目的室では、視覚障がいについて生活の中でのことなどいろいろな質問をしていました。

どの子もすごい量のメモを一生懸命とっています!

体育館では、ペアになり、交代でアイマスクを着用し白杖をもって、体育館内に設置した障害物等をよけながら歩行します。

何も見えない状態で頼りになるのは友達の存在です。腕につかまりながら少しずつ歩いています。

「階段があるよー」とか「段差があるから気を付けて」など声をかけることが大切ですね。

真剣に体験活動を行っています。

前回の車いす体験もそうですが、子供たちは意図的に体の一部が不自由な状態の体験活動を行いました。前、私が目に障がいがある方から聞いた話で、障がいがあるにもかかわらず「不自由と思ったことは一度もない」とおっしゃっていたことを思い出しました。障がいがあるかたにとっては、我々が体験した不自由さも、当たり前のように日常だということなのです。

その中で、私たちが共に生きていくためにどんなことを考え、どんなことをしていけばいいのか。多様性を認める共生社会の実現に向けて、さらに学びを深めてもらいたいと思います。