5年生 算数「分数のたし算とひき算」です

今日は、算数・数学科における指導内容・指導方法のカリキュラム連携のため第四中学校と新座小学校の先生をお招きしての授業研究でした。本校の職員を含め、たくさんの先生方に5年生の授業を見ていただきました。

単元は「分数のたし算とひき算」で今日は「分数+小数」の答えの求め方を学習します。すでに、異分母の分数の加減計算(分母の違う分数のたし算とひき算)を学習していますので、今日は、まとめような内容になります。

子供たちはたくさんの教師に囲まれながらもいつも通り話し合いをベースにした学習を行っています。

今日の課題は、2/5+0.3です。これを「小数に合わせて計算するか、分数に合わせて計算するか」の二択です。結論は、どちらに合わせても計算できるというものです。

しかし、1/3のような分数では、分数から小数に直したときに「1÷3=0.33333‥」となり、割り切れる小数で表すことができません。このような場合は、小数に合わせて計算することができません。ですので、問題によって分数と小数のどちらで計算するかを考えてから計算することも必要です。

どちらの方が計算しやすいか、なるべく早く結論を出せる力も算数の力です。問題数をこなすことで、様々なパターンの問題と出会い、力をつけていくものと思います。頑張れ5年生!

このあと、今日の授業をモデルにし、中学校で分数の計算をどのように習うのか、どのような内容でつながっているのか、などの観点を中心に異校種間、学校間で話し合いました。子供たちにとって最適な学びになるように引き続き本校でも四中校区でも研修を重ねていきます。