6年生 理科「土地のつくり」です

理科室で初任者のための示範授業がありました。今日の単元は「土地のつくり」で地層のでき方の勉強をしています。実験です!

まずは、前時に行った内容を想起し、今日の実験の予想を立てます。予想を立てるのにも、ロイロノートを使ってアンケート方式で行っています。

今日の課題は、土砂が堆積するときに、どの順番で積もっていくか。というものでした。子供たちは理由を基に、堆積する順番について重い順、小さい順、軽い順など予想を立てていました。

校庭に出ました。実際の実験は、といを川に見立て、桶にはった水を海や湖に見立て、ペットボトルからの水を流れる水にして実験を行います。

といの上に土砂を載せ、ペットボトルで一気に流します。

一気に流し込んだ土砂は、桶の中で堆積を始めます。水は茶色く濁ります。しかし時間と共に、土砂が桶の底にたまり始めます。何度か、その作業を繰り返し、その様子を観察します。

実験が終わると、タブレットにその様子を動画や静止画で記録したので理科室で共有します。下の写真は実際に堆積した様子です。どうでしょうか。簡易な実験にもかかわらず、堆積した様子が伝わってきませんか?

土砂の合間に見える、白い線のようなもの。これがこの実験のカギとなります。

さて、子供たちはこの実験の結果からどんなことがわかり、考察するか。それは次回、まとめるようです。やはり、実物に触れる活動は、子供たちのわくわく感を生み出すようです。運動会の練習を終えたばかりの2時間目の授業でしたが、子供たちは楽しそうに学習に取り組んでいました。