2年生 道徳「なんどでも」です

 「がんばったあとのよろこび」という主題を、かけ算九九がなかなか覚えられない主人公の「ぼく」が、なんどもがんばりながら達成したときに思わずジャンプする!という「ぼく」の心情に迫りながら展開していきます。

本教材では、「つらくても、しんどくても、頑張った先には、やってよかったという喜びがあることに気づき、自分のやるべき勉強や仕事をしっかりと行おうとする心情を育てる。」をねらいとしています。

 授業を見始めたときはすでに教材の内容から、2年生の子供たち一人一人のがんばりたいことの内容に移っていました。

 子供たちは、それぞれ家や学校の中で、生活で習い事で、それぞれの頑張りたいことを道徳ノートに記し発表していました。

 最後には、本授業をとおしての振り返りです。写真のような振り返りを毎時間行うことで、道徳的価値を高め実践力を育てています。

とても静かです。誰一人お話しすることなく、自分と向き合っています。2年生でも集中するとすごいなといつも感じます。

そして、自分の振り返りが終わると、自由に教室内を歩き回り友達の意見を見合います。こうして、主体的に自分の意見を深める活動を行っています。

子供たちの振り返りからは、「もっと〇〇できるようにがんばる。」とか、「あきらめないで〇〇できるようにする。」など、本授業を受けての前向きな感想が寄せられました。もうすぐ冬休み。終業式でも話そうと思っていますが、この冬休み期間でもただただ与えられた宿題をこなすのではなく、達成できそうな自分なりの目標を立てて前向きに取り組んでもらえたらいいなと思っています。